《過去の「TAKAKOについて書いた日記」は、右の検索で「TAKAKO」と入れたら出てしまいます。無念…》
多治見市の温度計が40.9度まで上がった日、同県に位置する郡上八幡まで行ってまいりました。 暑いのでアル吉さんは留守番。 参加メンバーは、飼い主1&2と飼い主2の父&母&弟の総勢五名。 行きの車の中では、ここ数日の暑さにやられグッタリ気味の他の四名を尻目に、ずーっとハイテンションで喋りっぱなしの我が母TAKAKO。 「アンタ元気だねぇ…」とワタシが言うと、 「だって◯◯君(運転手の夫クンのこと)が寝ちゃうといけないからさぁ〜ちょっとお姉ちゃん!うるさいからラジオ切ってくれる!」との御達し。 「アンタのがうるさいけどね…」という呟きはTAKAKOの声にかき消され、唯一の心の慰めである高校野球も聞くことを許されなくなった他の四名は、ひたすらTAKAKOワールドに身を委ねる羽目に。 そんなこんなで夕方早い時刻には郡上の町に着き、まず向かうは夕餉の店。 店のセレクトは毎回TAKAKOに任せているので今年も。 先程の車中で「今年はどんなとこなのよ?」と聞くと、 「んふふ〜創作料理の店!TVで舞の海がレポートしてたの!鮎がコースには入って無いっていうから無理矢理入れてもらったの!」 郡上で創作料理?…若干湧き出る不安要素を見ない振りしつつ、駐車場の場所確認でワタシが店に電話を入れる。 その電話の対応の悪さにまたまた不安雲大発生…。 「この店ヤバそう…やめない?」と言うと、若干TAKAKOも顔色を暗くしながらも「だだだだいじょうぶよ〜舞の海が行くぐらいなんだから〜」の返事。 TVでやる店=美味い店とは限らないんだけどなぁ〜と愚痴っていると店に到着。 まずその店構えに減点。 そして中へ…あかん、店内がまた減点だわこりゃ。 もう、TAKAKOも含めた他の四名も真っ青。 囲炉裏がある和室に通され、まず目に飛び込んできたのは店主の載った雑誌の記事コーナー。 「ヤバ過ぎるっ!逃げようっ!」というワタシの悲痛な叫びにも皆引きつった顔で笑い返すのみ…隣りに座ったTAKAKOの顔色も青から白へ…。 と、そこへ前菜のお膳を持って女性が二人やって来る。 一人はヤンキーっぽいお姉ちゃん。でも愛想は一応少しあり。 問題はもう一人の方。 ルックスは、まだ柔道やってた頃の神取忍に瓜二つ。怒らせたらマジ怖そう。 そして、あろうことかその偽神取がワタシの横にピッタリついて料理の説明を始める。 声までそっくし。 口を挟むことも許されない拷問の料理説明時間が終わって、さぁ、まぁとにかく食べようか…ま、まぢゅい。 「ええぃ、主人を呼べーっ!!!」(偽神取が来ると怖いので心の中で叫ぶ) …不味いと言うと語弊があるかな、馴染めない味とでもいうんでしょうか。 とにかく「店主のこだわり」で腹一杯にしてやる!というスタンスな感じ。 しかし、その後出て来た天麩羅や鮎の塩焼きに鮎田楽、ご飯や漬け物などは結構美味しゅうございました。 ただいかんせん、料理が来る度に偽神取の野太い声での説明がワタシの真横で…弟が小声で「天麩羅って塩で…」と口を挟もうものなら「今説明しますっ!」とピシャリ(笑) そして何よりワタシを雄山化させたのが店のトイレ! 途中席を立ち入ってみると、何年振りかの汲取り式。 まぁ、ワタシもGALじゃありませんから「汚ーい、こんなの入れないー!」とは言いませんが、驚くことに電気がつかない、というか灯りのつくものが設置されて無い(笑) 個室のドアを締めてしまうと100%暗闇。 これじゃあ紙の在処さえワカリマセン(涙) 山小屋とかならまだしも、町中でこんな目にあうとは…人生まだまだ勉強です、ホント。 食事を終えて店の外に出られた時、あんなに嬉しかったのは生まれて初めてかも。 偽神取から解放された喜びというのでしょうか(笑) 踊りが始まるまでと入った喫茶店で大反省会していると、TAKAKOがポツリと、 「いやぁ〜舞の海が食べに来てたっていうだけで信じちゃダメね〜」と言うので、 「ホントだよ〜っていうか、舞の海はあの店で本当に美味しそうに食べてたわけ?」と聞くと、 「それがね…観てないのオンエア。お店の人が電話でそうやって言うから〜」と、還暦のごまかし笑顔。 ワタシ「ななななぬぃ〜???観てないだとぉー!!!」 TAKAKO「ゴメンゴメン〜今回の事はさすがに反省した!来年はリベンジするから!」 当たり前じゃーっ!!!今から舞の海に「アレで美味しかったの?」って聞いて来ーい!!! …その後、私達が食事でのストレスを発散すべく踊り狂ったのは言うまでもありません。 「郡上おどり」はそんなアホ家族とは無関係に、いつもの通りの楽しさでございました。 長々ダラダラと綴ったアホ話、読んで下さった方々本当にどうもありがとう。 最後のお口直しに、呆れるほど美しかった某日の夕焼け空を。 皆様、残暑お見舞い申し上げます byTAKAKO(ホントにこの時横にいた)
by ar20040711
| 2007-08-18 02:32
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