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しつけ道27・28・29日目

【しつけ道27日目】
午前中に近所の公園を短く散歩。
今日は長い留守番の日。
でも、夏と違って「熱射病」の心配をしなくて良いだけでも大分気が楽。
ひとつ気がかりなのは、アルが今朝2回ほど吐いたこと。
納豆のせい?野菜の消化が悪かった?
うーん、吐いた量も少しだし元気もあるので心配はいらないと思うけど…。
とにかく行ってくるので留守番頼むね!と言い残して出発。
夜帰宅して、先に帰っていた夫クンに聞くと少しだけ吐いてあったとの事。
でも、ものすごく元気。
なので、今晩もササミと野菜をフードに混ぜて「はい召し上がれ〜」
ンコは下痢でないし機嫌も良いの。留守番も完璧。
明日は飼い主1&2共に休日だから、アルが変わらず元気だったらいっぱい遊ぶ予定。

【しつけ道28日目】
週間予報では雨だったけれど何とかお天気がもってくれた。
午前中は御用達の「海が真横にある公園」へ。
さすがに休日なのでいつもより人が多め。っていっても数えるほどだけれど。
いつもの通り、リーダーウォークで歩いたりボール遊びしたりで楽しく過ごす。
午後からは、N市内にある広大な某緑地公園まで足を伸ばす。
ここは昨年公営の無料ドッグランが出来たのです。
アルと30分ほど公園内を散策して、「走る」が目的でなく「ワンコさん達に上手に挨拶する」練習のためドッグランへ。
とにかく今年に入ってからというもの、まともにワンコさん達と触れ合ってないからなぁ番長。
もちろんリードは着けたまま。
ここはお世辞にも広いとは言えないけれど、来ている方達もワンコさん達も皆楽しそうでイイ感じ。
番長アルにも、たくさんのワンコさん達が挨拶しにきてくれて嬉しかったな。
一回だけ同じようなタイプのボステリちゃんとガウガウしてしまったが、それ以外では、お尻の匂いを嗅いでもらう事にもキレず番長なりに上手に挨拶出来ていたと思う。うん、がんばった。
その後、都会のカフェでお茶をし、夕方には友達フレブルふーちゃん家のお店『ミ・パレハ』さんへ。
ふーちゃんに会うのも久しぶり!
彼女はアルが一緒に遊べる数少ないフレブルの♀のコなのです。
つまり元気いっぱい〜ってことだ。
店内狭しと走る走る〜ふーパパ&ふーママ、お騒がせしてスミマセンでした。
でも、飼い主二人もパパさん&ママさんとゆっくりおしゃべり出来て本当に楽しい時間が過ごせました。ありがとさん〜今度はぜひとも夜カフェしようね。
夜のアル飯には、砂肝&鶏ナンコツ&野菜をフードとともに。
今日は一度も嘔吐する事なく、ンコも尿も問題無し。
人犬共に充実した楽しい休日だったけれど、さすがに疲れて倒れ込むように眠ってしまったのでした。

【しつけ道29日目】
本日は飼い主2のみ休日。
夕方、素敵なゲストがやってくる予定なので、年末サボった大掃除を黙々とやり続ける。
キリギリスってホント馬鹿…と呟きながら床を重曹液で拭き掃除。
昼過ぎ、予定のゲストではなく我が実弟が来訪。
大学の帰りに寄ってくれたとのことで、アルはそりゃあもう嬉しくて嬉しくて大喜びだわさ。甘える甘える。
ペチャクチャと世間話をしている中で、「シロ」が昨年11月に亡くなっていたことを知る。
「シロ」とは、飼い主2の実家近くにある酒屋さんの看板犬。
真っ白な可愛いMIXで享年19歳。傍から見れば大往生。
しかし、このシロは酒屋さんのご主人から計り知れないほどの愛情を受けていた「幸せ犬」として近所でも有名だったのだ。
酒屋さんご夫婦はお子さんがいなかったので、まさしくシロは子供代わり。
散歩は毎日ノーリードでシロの行きたいように進む。また賢いのよ、絶対逃げたりしない。
ゴハンは近所の肉屋さんの生ハムや鰻屋さんの白焼き。
シロもそれに答えるかのごとく、お店の看板犬として日々お手伝い。
ワタシも結婚する前は、幸せそうに散歩する姿をよく見かけたものです。
あのシロが亡くなったなんて、そりゃあご主人は悲しいだろうに…と思っていたら案の定。
体重は4kgも減り、未だ悲しみが癒えない様子との事。
夕食時には今でもシロの分のゴハンも必ず支度し、旅行中でもシロと散歩に行っていた時間になると家に帰ろうとするんだそうだ。
だって、シロが亡くなった次の日も、リヤカーにシロを乗せて散歩コースをてくてくと歩いたんだというではないの…。
そしてさらに、シロが亡くなった事への想いを便箋にしたためてコピーし、それをご近所に配って歩いたというではないの…。
だから、シロの棺は近所の人達から届いたお供え物でいっぱいになってしまって、急遽棺のサイズが「中型犬用」から「大型犬用」に変更になったという悲しいながらもほんわかエピソードまで近所を回覧。
今度実家に帰った時は、ワタシもお線香の一本でもあげさせて頂かなくてはね。
しかし、愛されて愛されて19年。
やっぱ大往生でしょ。シロ、おつかれさん。

時刻は夕方六時半、お待ちかねのゲストとは…夫クンが待ちに待った「夫クン専用チェアー」と、その生みの親「HUTTE FURNITURE」の堀部さんでございます!
遠路はるばる自ら届けにやって来て下さったのです。ありがたや。
ワタシは未だかつて、あれほどまでに嬉しそうな夫クンの笑顔を見た事はございませんっ!っていうくらいの喜びよう。
座り心地は「そりゃあもう最高に決まってるっ!」んだそうです。よかったねぇ。
調子にのってアル家、堀部さんにテレビボードまで作って頂くことになりました。
カリモク60のを買おうと思ってたんだけれど、サイズがちとウチのリビングのコーナーと合わんのよね。
それに何よりも作って頂いた椅子を見て、そのパワーみたいなものに驚き感動してしまった私達。
やっぱり人間が必死で作ったものはスゴいよ。
手塚治虫が『ブラックジャック』を描こうとしていた頃、世間には劇画ブームの波が来ていて「手塚?古いっしょ〜」という悪条件の嵐のまっただ中。
実際B・Jの記念すべき連載第一回目は、巻頭はおろかカラーページさえもなく、掲載場所も雑誌の後半の方。
もともと漫画に関してはプライド&嫉妬心の塊のような手塚センセイが、まさに起死回生で生み出したのがあの『ブラック・ジャック』だったのです。
なんか堀部さんの椅子からは、それに近いものを感じる事が出来ました。
アル、寝ぼけてかじるなよ。夫クンが泣くからさ。

写真上から
1〜2枚目:「更生番長」
3〜4枚目:「見学番長」
5〜10枚目:「甘えん坊番長」
11枚目:我が家の新しい家族「キソタン」(木曽川沿いで生まれたから)

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by ar20040711 | 2007-01-29 23:03
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